A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

復興の歌~ゲルニカ「改造への躍動」

戸川純という不思議系歌手を知ったのは1982年にYMOの主宰するYENレーベルからリリースされたゲルニカの「改造への躍動」というアルバムだった。上野耕路の作る奇矯なエレクトロニック・サウンドに乗せて昭和初期歌謡もしくは上海ボードビル風に演劇的なヴォ…

異なる視点~バンテージポイント

デニス・クエイド主演のアクション・サスペンス映画「バンテージポイント」を観てきた。大統領暗殺事件を8つの異なる視点で描いた作品で、観客も同じ時間軸を何回も視点を変えて反芻することとなる。その度に新しい事実が判明して最終的にはこの事件の裏に隠…

大衆ロック健在~R.E.M.「アクセラレイト」

「R.E.M.『アクセラレイト』ブロガー限定試聴会」というのがあったので参加してきた。要はブログという草の根のメディアを使ってR.E.M.の新譜の宣伝をしようということだ。R.E.M.サイドではなくレコード会社のアイデアで今回初めて実施し、25名の参加を得た…

原点回帰~マイク・オールドフィールド「天空の音楽」

1973年ヴァージン・レコードの記念すべき第一弾アルバムとして世界的大ヒットになった「チューブラー・ベルズ」。殆ど全ての楽器を一人でオーヴァーダビングして完成させたこのアルバムは、スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスなどのミニマル・ミュージ…

怪奇暗黒演劇~鼠派演踏館

昨日天井桟敷のことを書いていたら、鼠派演踏館というアングラ劇団のことを思い出した。今のうちに書いておかないと記憶が消失してしまう気がしてここに記すこととする。 20年ほど前「ぴあ」の競合誌で「シティロード」という情報誌があり、ぴあよりもマイナ…

J・A・シーザー「天井桟敷音楽作品集」5枚組CD

J・A・シーザー(ジュリアス・アーネスト・シーザー)といってもれっきとした日本人。本名は寺原孝明、1947年宮崎県生まれ。20代始めには新宿でも人目を引くフーテンとして名を馳せていたという。60年代後半知り合った女優の繋がりで詩人で演劇実験室=天井桟…

ワカバ@渋谷C.C.Lemonホール2008.3.22(sat)

弾き語り系ミュージシャンとして徐々に人気を高めているデュオ、ワカバの初のホール・ライヴへ行った。知人の付き添いとして行ったのだが何と観客の98%が若い女性。圧倒された。 ds,kbd,b,gを加えた6人組での演奏。数々のストリートライヴで実力を培ってきた…

強靭なる意志~ピエール・アンリ「8.0」

クラシック界には高年齢であっても現役で活躍しているアーティストが多い。それでも80歳でアヴァンギャルドな電子音楽をクリエイトし続けるアーティストも珍しいのではなかろうか。以前にも一度紹介したピエール・アンリ。1927年12月9日パリ生まれ。1949年か…

永遠の18歳~ブライアン・アダムス「11」

白いTシャツにジーンズ、ギターをかき鳴らしてポップの王道のメロディーをハスキーな声で歌う。ブライアン・アダムスは80~90年代のアメリカン(カナディアン)ロックの象徴的存在だった。"死ぬまで18歳!"と宣言しヒット・チャートを駆け抜ける姿は爽快だ…

ゆらゆら帝国、アニマル・コレクティヴ@恵比寿リキッドルーム2008.3.19(wed)

ゆらゆら帝国の今年初めてのライヴはNYの変態バンド、アニマル・コレクティヴの追加公演のサポートとなった。チケットは勿論Sold Out。 まずアニマル~のメンバーの奥さんであるKria Brekkenのケイト・ブッシュかビョークかというようなロリータ・ヴォイスの…

無垢の魂~山本精一「画展」@神宮前Tokyo Hipsters Club

ボアダムスのギタリスト山本精一氏は音楽以外に画家、エッセイストとしても活躍している。 3/15~30神宮前のマルチスペースTokyo Hipsters Clubで彼の絵画展が開催されている。ネパール原住民が作った手漉紙や和歌山の竹和紙を素材に、水彩、油彩、ポスター…

甲本ヒロト君、誕生日おめでとう!

今日は甲本ヒロト氏の誕生日だった。45歳、職業ロッケンローラー。カッコ良すぎ。 私がヒロトの歌を最初に聴いたのは1987年ブルーハーツのデビュー・アルバムだった。それまでも日本のパンクのレコードは聴いていたが、海外のレコードと比べてサウンド面でど…

情報セキュリティ検定試験@法政大学

情報セキュリティ検定試験というのを受けに行った。日曜の朝10時法政大学市ヶ谷キャンパスである。 情報セキュリティとは、個人情報をはじめとする企業の機密情報が盗難、漏洩、改ざん、破壊されないように様々な防御手段を講じることである。特にインターネ…

フランスにもいた、FRICTION

RECKと中村達也のFRICTIONがこの春ツアーを行う。今日はそのチケットの発売日だった。5月21日(水)渋谷クラブクアトロのチケットをゲットした。ふたりFRICTIONを観るのは初めてなので今から興奮している。 さてまた暇に任せてMySpaceで検索していたらフラン…

ローファイ・パンクの新星~The Death Set

こんな陰鬱な雨の日はパンクに限る。 今日昼過ぎにInter FMでSex Pistols、Care Bears On Fireに続いてかかったThe Death Setというバンドに耳を奪われた。妙にローファイなバックに甲高いヴォーカルが乗っかるパンク・サウンドだが、チープな中にも激しく疾…

ふたりの写真家のイベント@トーキョーワンダーサイト渋谷2008.3.12(wed)

「Gathering 08」と題してトーキョーワンダーサイト渋谷で開催されているアート・アトラクションのひとつとして世界的に活躍する写真家ふたりのイベントが無料で行われた。 ドイツ人アーティスト、クリストファー・ノエレ aka TOFAは「目に見えない次元たち…

迷宮の恐怖~夢野久作「ドグラ・マグラ」

昨日は日本の誇る異能小説家、夢野久作の命日だった。小島よしおのことなど書いている場合ではなかった。 学生時代、夢野久作、江戸川乱歩、小栗虫太郎など日本の怪奇小説の古典にはまったことがある。 中でも夢野久作はお気に入りで、長編「ドグラ・マグラ…

小島よしおとStephen Stillsの関係は?

昨年の流行語大賞TOP10を受賞した小島よしおの「そんなの関係ねぇ」。カッティーというアーティストがレゲエ・ヴァージョンをリリースしたり、ハード・ロックのアンドリューW.K.がロック・ヴァージョンを発表したり、その周辺は相変わらず騒がしい。 英語で…

ネットで出会った異能バンド~LITE

偶然というのは時々思いもよらない出会いを与えてくれる。Liteという単語の意味をインターネットで調べていて、たまたまぶつかったのがこのバンドなのである。 暇だったのでこのバンドのHPへ行き、MySpaceにページを持っていることを知った。早速試聴してみ…

風邪ひきさんの日曜日

久々に風邪をひいてしまった。まず一昨日あたりから便秘気味でお腹が痛くなり、それから背中や肩の関節の痛み、そして頭痛と寒気と進行してきた。昨日六本木に何か行くんじゃなかった。。。家へ帰って熱を測ったら38.5度。風呂に入らず寝たが、夜中に何度も…

アンディ・サマーズ写真展@六本木未来画廊 2008.3.8(sat)

先日来日したThe Policeのギタリスト、アンディ・サマーズは写真家としての一面も持っていてThe Policeの舞台裏やストリート系写真をたくさん撮っている。来日に合わせて2/12~3/10(もうすぐ終わってしまうが)六本木の未来画廊で「I'll Be Watching You:In…

エロ可愛さ爆発~MEG「MAGIC」

エレクトロ仕掛けのキュート・ドールMEGのニュー・シングル。作曲/プロデュースは再び中田ヤスタカ氏。YMOを凌駕するほどのポップさ増量、テクノ度満点の煌くエレクトロ・ポップ。世界中に虹のシャワーを降らせるキラキラ・キッス・マジック。中田氏得意のヴ…

侮れないFM番組~NHK FM「ライブビート」

私が学生の頃FMラジオは重要な音源の宝庫だった。FM誌の番組表を逐一チェックし面白そうな番組をエアチェックしたものだ。押入れにはエアチェックしたカセット・テープが大量に残っている。特にライヴ番組は貴重だった。FM東京の「ライヴ・フロム・ザ・ボト…

イタリアの反対派ロック~Stormy Six「Macchina Maccheronica」

Stormy Sixは60年代にミラノでサイケ・ポップ・バンドとして結成された。67年にはローリング・ストーンズのイタリア・ツアーのオープニングを務めたという。その後反体制的なフォーク・バンドとなり、70年代半ばにロック化、同郷の前衛ミュージシャンやイギ…

ついにデビュー!女子高生ロック~SCANDAL「スペースレンジャー」

現役女子高生ロックバンド、SCANDALの待望のデビューCDがついにリリースされた。タワー・レコード限定でDVD付き500円という大サービス。タイトル通り宇宙へ飛び出すようなスケールの大きいアグレッシヴなR&Rで、城天の路上ライヴで鍛えた演奏力の高さを実感…

三半規管の不思議~耳の日によせて

今日は3月3日、耳(ミミ)の日だ。この世は様々な音に囲まれているが、音というのは空気の振動であり、あらゆる周波数がある。人間に聴こえる音の周波数は20Hz~20kHzくらいであり、それも年齢とともに変わっていく。年を取ると高音が聴き取りにくくなると…

何気ない風景描写~くどうなみお「はるのあめ」

マヘル・シャラル・ハシュ・バズの工藤冬里、礼子夫妻の長男、波夫君のソロ・デビューCDがひっそりとリリースされた。マヘルの作品には10代の頃から参加していた波夫君だが、「はるのあめ」と題されたこのCDには「木」「後」「草原」「定」「主」など素っ気…

ロマーンズ@新宿 Red Cloth 2008.3.1(sat)

ロマーンズの2ndアルバム「It's My Turn」のレコ発。対バンはロッキンエノッキーワンマンバンド、Kill Times、Jet Boysの3バンド。最初は少なかった客もJet Boysの頃には200人くらい入っただろうか満員だ。 ロッキンエノッキー~はその名の通り一人でミニド…