A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ピエール・アンリDVD「THE ART OF SOUND」

2ヶ月前にタワー・レコードに注文しておいたピエール・アンリのDVDがやっと入荷した。「THE ART OF SOUND~音響の芸術」と題された109分のドキュメンタリーである。 本編は2006年制作の50分のピエール・アンリの現在から過去を振り返るアンソロジー。冒頭ス…

勇気ある失敗作~スプーキー・トゥース&ピエール・アンリ「セレモニー」

トラフィックと並びアイランド・レコードを代表するロック・バンド、スプーキー・トゥースの6枚のアルバムが紙ジャケ再発された。その中には私にとって思い出深い1枚が入っている。彼らがピエール・アンリと共演した1970年のアルバム「セレモニー」だ。 ハー…

頭のネジが緩む音~Hair Stylistics「Hard Marchen」

月刊ヘア・スタイリスティックスの第3弾が早くも届いた。毎月暴力的に送りつけられてくるのも傍迷惑な話だ。勿論私が申し込んだのだから自業自得だが。 「ハードなメルヘン」とタイトルされたこのアルバムは中原氏が新しく手に入れた機材を駆使して制作した…

英国の憂鬱~ニック・ドレイク「フルーツ・ツリー」

ニック・ドレイクは60年代末~70年代前半英国で活動し、26歳で急死した(自殺説もある)シンガー・ソングライター。その歌声は英国らしい陰影に満ちた憂いに貫かれていて、UKアシッド・フォークの代表格として特に死後、高い評価を得た。 このボックスは彼が…

なんてカワイいの!~MEG「STEP」

MEGちゃんの中田ヤスタカ・プロデュースの2作目のアルバムがリリースされた。「STEP」というタイトルはアルバム制作前からMEGちゃんの頭の中にあったそうだ。ガーリー・エレクトロニカというジャンルの第一人者として、またファッションと音楽を繋ぐ次世代ポ…

儚さの果てに~渚にて「よすが」

渚にての通算7作目、4年ぶりのニュー・アルバムがリリースされた。地元大阪ではたまにライヴをやっていたようだが、東京にはニュースが全く入ってこなかったので活動休止してしまったのかと心配していたところ、何の前触れもなく新作発表である。驚くと同時…

モーガン・フィッシャー@六本木Super Deluxe 2008.6.19(thu)

先日紹介したモーガン・フィッシャーのイベント「フィッシャーのオルガン」を観に行ってきた。事前に予約すればチャージ無料となる。モーガン自身このイベントを自分の音楽実験の場と捉えていて採算度外視なのかもしれない。 今回が何と51回目となる。Super …

英国の誇り~デヴィッド・ポッツ「カミング・アップ・フォー・エア」

ここ数日何故かUKロック付いている私である。今日は最近お気に入りの知られざる英国ロック・アーティストを紹介しよう。 デヴィッド・ポッツ(ポッツィー)とは1997年に元ジョイ・ディヴィジョン~ニュー・オーダーのベーシスト、ピーター・フック(フッキィ…

(今更ながら)華麗なる復活~クーラ・シェイカー

昼間インターFMでクーラ・シェイカーの「ヘイ・デュード」がかかった。私は懐かしさのあまり仕事の手を止めて聴き入ってしまった。 1995年彼らのデビューは鮮烈だった。ブリットポップ全盛期にギターを全面に出したサイケデリックなサウンドで登場し、リーダ…

実はかなりの確信犯?~ストーンド・グリーン・アップルズ

昨日の朝日新聞夕刊にこのバンドのインタビューが載っていて驚いた。確かに名前のイメージは硬くて柔らかい(?)奇妙なものだし、テクニック的には素人同然の無邪気さがあり現在のロック・シーンでは光っている。でも同じ編成のデュオならあふりらんぽ(彼女達…

魅惑のオルガン~モーガン・フィッシャー

70年代初期にイギリスのグラム・ロック・バンドとして活躍したモット・ザ・フープルに参加し、その後ロバート・フリップやブライアン・イーノに接近しエクスペリメンタル/アンビエントな音楽を追求してきたキーボード奏者モーガン・フィッシャーを知ってい…

ピエール・アンリ「ミュージック・フォー・モーリス・ベジャール」

昨年11月23日に80歳で亡くなったフランスのバレエ振付家の巨匠モーリス・ベジャール。彼と同年代で一緒に作品を創り続けてきた音楽家がピエール・アンリである。ミュージック・コンクレート~エレクトロ・アコースティックと電子音楽の最先端を走り続けてき…

男ならやめてみろ~中原昌也「KKKベストセラー」

2006年5月発表の作品。100ページあるが活字がでかく写真のページも多いので1時間もかからず読み終わってしまった。朝日新聞に掲載された島田雅彦氏の"誹謗中傷記事"に憤って、もう"作家"なんてやってられるか!もはやそのような業界には何の未練もない。本当…

MEGとゆら帝が表紙のMARQUEE Vol.67

音楽系サブ・カルチャー誌「MARQUEE」の最新号の表紙はMEGちゃんとゆらゆら帝国(裏表紙)だ。流石元プログレ専門誌。粋な計らいをする。 MEGちゃんは30ページの大特集。8ページのグラビアに、6/18発売のニュー・アルバム「STEP」についてのロング・インタビ…

またまたキュートな台湾ガールズ~Braces

またひとつ台湾のガールズ・バンドを紹介しよう。Bracesという5人組でBB Bombに比べるとより可愛らしい女の子っぽいサウンドを聴かせる。Katieの舌足らずでキュートなヴォーカルとキーボードを前面に出したほのぼのとした曲調が特徴だ。台北で00年代半ばに結…

台湾のガールズ・パンク~BB Bomb

アジアのロック事情に関してはそれほど詳しくないが、ゆらゆら帝国が台湾でプレイしたり、クロマニヨンズが韓国のロック・フェスに出演したりと、アジア各国にもロック・シーンが存在することは間違いない。またMama GuitarのCDが韓国でリリースされもし、イ…

灰野敬二@新宿JAM 2008.6.8 (sun)

最近積極的にイベントを企画するハワイ育ちの韓国系シンガー、BloomのバンドBloom Creation企画『Brighter than the Sun,Darker than the Night』~太陽より眩しく、夜より暗く~。 いつも面白いバンドをブッキングするのだが、動員がいまひとつ。もっと効果…

灰野敬二DVD「Keiji Haino Feb. 21st,2008」

灰野さんの2作目のDVDが発売になった。今年2月21日(木)小岩eM SEVENに於けるソロ・パフォーマンスを1カメラで全編追った50分に亘る映像である。この日のライヴは"小沢君が降りてきた"と灰野さんが語ったように、故小沢靖さんへの追悼パフォーマンスとなっ…

共振するふたつの魂~KIKURI「Pulverized Purple」

KIKURI=灰野敬二+秋田昌美(Merzbow)。2004年に結成され東京と大阪で各1回ずつ、海外で数回ライヴを行なっただけの幻のユニット。そんなKIKURIのアルバムがカナダのレーベルからリリースされた。2007年5月ファスティヴァルでのライヴ録音。長いタイトルの曲…

灰野敬二×田中泯@中野 Plan B 2008.6.4 (wed)

「つまりひとりからだから」と題された田中泯氏のデュオ・シリーズ。他には今井和雄、高橋竹山、大熊ワタル、大友良英各氏と共演する。 このシリーズがどういう意図で企画されたのか分からないが、一対一の共演の場で、田中氏の一人の身体から生まれ出るもの…

中原昌也 お誕生会@六本木 SuperDeluxe 2008.6.3 (tue)

中原正也氏38歳の誕生記念ライヴ。本当は翌日6月4日が誕生日なので一日早い誕生パーティーだ。 出演は中原氏+ジム・オルーク+五木田智央氏(新鋭の画家として評価が高いアーティスト)のセッションと湯浅湾。 ステージ上にはドラムスやアンプの前にエレク…

サンヘドリン、インキャパシタンツ@東高円寺UFO CLUB (2008.6.1)

UFO CLUBのコンピレーションCDシリーズ「U.F.O.CLUB TOKYO JAPAN vol.4&vol.5」のレコ発ライブ。個性的な4組が出演。 一番手はsax,kbd(女性),g,b,dsの5人組インストバンドOWKMJ(俺はこんなもんじゃない)。変拍子多様のプログレッシヴ・ジャズ・ロックを聴か…

お詫び:石原志保氏映像について

昨年11月7日に中野Plan Bにて開催された石原志保氏(音楽:灰野敬二氏)の舞踏公演の映像をご本人および関係者の方々に無断でYouTubeにアップロードし公開したことにより、ご本人および関係者に方々に多大なご迷惑をおかけしました。ここに慎んでお詫び申し…

素敵な名前のシューゲイザー・バンド~Asobi Seksu

最近のシューゲイザー・リバイバルの中で注目されているのが日本人女性vo,Yukiを中心とするNYブルックリン出身のAsobi Seksu。バンド名は日本語で"遊びセックス"。なかなか素敵なネーミングじゃないか。バイオグラフィーを見るとメンバーはYuki(vo.kbd)、Jam…